歯周病に早めに気付き治療して進行を防ぐことが重要です

歯周病とは、プラークや歯石に潜む歯周病菌が歯ぐきに炎症を起こし、歯を支える歯槽骨(しそうこつ)を溶かすことで起こる病気です。歯ぐきが腫れる、ブラッシングすると出血するといった症状が現れます。初期段階では自覚症状がないため、気付いた時にはかなり進行しているケースが少なくありません。

 マイクロスコープ 歯科

日本の成人における歯周病(歯肉炎・歯周炎)の患者の割合は、77.3%。これは日本の成人の約8割が歯周病またはその予備軍であることを示しており、歯周病は非常にかかりやすい病気であることがわかります。歯周病はなりやすく歯を失うことにつながるため、病気になる前に予防すること、歯周病に早めに気付き治療して進行を防ぐことが重要です。エアーモーター

 

ブラッシング指導

ブラッシングは、毎食後におこなうことが理想的です。しかし、しっかりブラッシングしているつもりでも、どうしても磨けていない部分は生じてしまうもの。磨き残しを染め出し液でチェックし、正しいブラッシング方法を指導します。歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスなどの選び方、使い方など、わからないことはなんでもお気軽におたずねください。

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PMTC

日頃のブラッシングだけではどうしても残ってしまう汚れを、専用の器具を使用して徹底的にクリーニングする処置です。3~4ヶ月に一回の割合でおこなうのが効果的です。歯と歯、歯肉と歯肉の間に残った汚れを落とし、洗浄します。最後にフッ素を塗布してツルツルに磨き上げることで、虫歯の再発を防ぎます。

 

噛み合わせチェック

噛み合わせが悪いと、虫歯や歯周病になりやすくなるだけでなく、顎関節症の原因になることもあります。噛み合わせをチェックし、病気がないか、また発症のリスクがないかなどを調べます。

 

定期検診

毎日しっかりケアをしていても、自分自身では取りきれない歯の汚れや気づきにくいお口の病気があります。そこで3~6ヶ月に一度は定期検診にお越しいただき、歯と歯肉の健康をチェックするようにしましょう。