歯周病ってどんな病気?

最近、テレビのCM等でよく聞く歯周病歯周病とは一体どの様な病気なのでしょうか?
歯周病は歯を支える骨(歯槽骨)が溶ける病気です。主な原因がプラーク歯垢)、歯石です。 成人の8割の人が歯周病に罹っていると言われ、生活習慣病の一つとして捉えられています。http://nienie123.seesaa.net/

 

歯周病は、自覚症状がないため、発見が遅れることが多く、気付いたら手遅れになる怖い病気なのです。歯周病の治療は進行具合によって、歯石をとる治療と、悪くなった歯茎、溶けた骨を改善する治療に分けられます。そして、治療が一段落しても家庭でのケア(歯磨き等)と、歯科医院での継続的な治療、その両方が必要であると考えられています。

 マイクロスコープ 歯科

検査 

パノラマレントゲン撮影
進行した歯周病では、歯を支えるアゴの骨が溶けてしまっている場合があります。レントゲン撮影は、治療計画を立てる上で重要な指標となります。 

 

精密検査
歯周ポケット測定、歯の動揺度の検査を専用の歯科器具を使って行います。この検査によって歯周病の進行度が分かります。 

 超音波スケーラー

プラーク歯垢)付着検査
染め出し液を使い、プラークが多く 溜まっているところを確認します。赤く濃く染まっている箇所はプラー クが多く溜まっているところです。染め出し検査は、日常のブラッシングの改善にも役立ちます。 

 

歯周病を予防するには?

歯周病を予防するには、早期発見、早期治療が一番重要です。 少なくとも3ヶ月~半年に1度定期健診を受けることをお勧めいたします。まずは現状を知るために医院で検査を受けることをお勧めいたします。また、歯周病は発生しやすい病気です。治療終了後も定期健診などの定期的なケアがとても大切です。

歯周病を治療、改善する主な方法をご紹介します

歯周病はこのような病気です

歯と歯ぐきの間の溝にプラークがたまり歯ぐきに炎症がおこります・・・これが歯周病の始まりです。歯ぐきが炎症で腫れ上がると溝が深くなり、歯周ポケットができます。さらに、歯みがきをせずに放置しておくと、歯周ポケットがより深くなり、歯石もできて、歯周病勢力を増していきます。さらにこのポケットを拠点として炎症がひろがり、歯を支える土台である歯槽骨を破壊してしまうのです。

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基本治療

歯周病の治療は、まず歯垢や歯石の除去(プラークコントロール)から始まります。歯科医院でプロが専用器具を使いながらスケーリングやルートプレーニングといった処置していきます。

 歯科用ユニット

外科治療

歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)が深く、重度まで進行してしまっている場合には、外科的手術でポケットの深さを正常に戻す治療や、溶けてしまった顎の骨を再生させる治療などがあります。

 

歯磨き

歯周病の症状改善や予防には、正しい歯みがきが欠かせません。歯周病が始まる場所はブラシの毛先がきちんとあたっておらず、歯垢が残っているところです。当然のことながらブラシの毛先がきちんとあたっていなければ、歯垢を取り除くことはできませんので、よく注意して磨きましょう。

 マイクロスコープ 歯科

歯周病ってどうすれば予防できるのですか?

歯周病の主な原因はプラークですので、プラークを確実に取り除くこと(プラークコントロール)が大切です。プラークコントロールの基本は毎日の歯みがきです。まずは自分に合ったプラークコントロールを歯科医院で教わりましょう。また歯周病には生活習慣が関係しています。栄養バランスのとれた規則正しい食生活を心がけるとともに、体の免疫力を低下させないために禁煙やストレス解消も効果的です。3カ月~半年に1度は歯科医院で定期健診を受けて、歯周病を予防しましょう!

虫歯は、虫歯菌が出す酸によって引き起こされる病気です

食べカスや磨き残しに含まれる糖分を栄養源に虫歯菌が酸を出し、歯が溶かされてしまうのです。酸が作られるまでには時間がかかるため、その前にブラッシングで原因を取り除くことが大切です。

 パルスオキシメーター

お口の中には300~400種類もの菌がいると報告されています。その中で虫歯菌をつくる主な菌としてミュータンス菌があります。これらの菌がお口の中の酸性度を高めます。そして菌の働きを高めるのが、偏った食事と飲食回数の多さです。

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お口の中は飲食後酸性に傾きますが、唾液による「再石灰化」の働きで、元のアルカリ性に戻ります。しかし、飲食回数が多いと「再石灰化」する時間が少なくなり「脱灰」が優性となります。また、遺伝的にもともと歯の性質が悪く、すぐに虫歯になる人もいれば、歯の性質が良く虫歯になりにくい人もいます。

 マイクロスコープ 歯科

よって、虫歯は、

1.虫歯菌の数、2.糖分の摂取量、3.歯の性質、
の3つの要因と4.その要因が重複する時間が影響して発症します。

 

C0 初期の虫歯

歯の表面が溶け始めた状態。白く濁って見えますが、自分で見つけるのは難しいでしょう。この段階では、まったく痛みを感じません。

 

C1 エナメル質の虫歯

歯の表面のエナメル質が溶かされた状態。ご自身ではわかりづらいですが、定期検診で見つけることができます。まだ痛みはありません。

 

C2 象牙質の虫歯

エナメル質の奥の象牙質が溶かされた状態。歯に空いた穴が肉眼でも確認できます。冷たい物がしみ、鈍痛を感じます。

 

C3 神経の虫歯

神経まで虫歯菌が達した状態。冷たい物はもちろん、熱い物もしみ、何もしなくても激しい痛みを感じます。肉眼でもハッキリと、歯の破壊が確認できます。これ以上進むと、歯を失うことになるかもしれません……。

 

C4 神経が壊死した虫歯

神経が死んでしまった状態。神経が機能しないため痛みが一時期なくなりますが、さらに放置すると膿(うみ)が出て想像を絶する痛みが生じます。

 

虫歯にならないように歯磨きをすることは誰もが知っています。日本人のほとんどの人が一日2回以上磨いています。でも虫歯になってしまう。やはり、上記の4つの条件を把握した上で予防歯科を実践しなければ、いくら治療してもまた虫歯になってしまいます。
自分にはどんなリスクがあるのかを知り、自分にあった予防歯科をはじめてください!

「歯ぐきから出血がある」「歯が長くなった気がする」――こう感じたら歯周病のサインかもしれません

歯周病は歯周組織(歯ぐきや顎の骨など)が溶けて、最終的には歯が抜け落ちてしまう恐ろしい病気です。自覚症状がほとんどないため、気がついたときにはかなり進行しているケースも多くみられます。歯周病菌が体内に入り込むことで、重篤な疾患やトラブルを引き起こすことも指摘されています。

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日本人の35歳以上の約8割が歯周病患者、もしくは予備軍だと言われていることをご存じでしょうか? もし、ブラッシング時に歯ぐきから出血するようなことがあれば、それは歯周病の症状かもしれません。他人事だと思わず、ブラッシング時にチェックしてみましょう。

パルスオキシメーター

歯周病とは歯垢に棲みつく歯周病菌が毒素を出すことによって発症します。進行すると徐々に歯を支えている骨や歯ぐきが溶かされ、悪化すると支えを失った歯は抜け落ちてしまいます。ですので、歯周病治療・予防の基本は歯周病菌の温床である歯垢を、毎日のブラッシングや定期的なメンテナンスでしっかりと取り除くことです。また歯周病は生活習慣とも深く関わっており、ストレスが多いと進行しやすくなるといわれていますので、規則正しい生活・ストレスをためないように意識することなども大切です。

 

プラークコントロールとスケーリング&ルートプレーニング

プラークコントロール

歯周病予防、治療共に基本となるのが「プラークコントロール」です。
プラークコントロールとは歯周病の原因である「歯垢プラーク)=歯周病菌」の増殖を抑えることに重点を置いた予防、治療法で、正しい歯磨きの仕方や歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使用してプラークコントロールをする事が歯周病予防、治療の基本なのです。

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スケーリング&ルートプレーニング

歯垢プラーク)は時間が経てば歯磨きでは取り除くことができない歯石になり、歯石は歯周病菌の格好の棲家となるため早めに取り除かなければドンドン歯周病が進行してしまうのです。

また歯周病になってしまえば歯周ポケットが深くなり、歯周ポケットに溜まった歯垢プラーク)、歯石は歯磨きでは取り除く事が難しくなるため、これまた歯周病の症状が進行していってしまうのです。そこでこれらの歯石・歯垢プラーク)を歯医者で除去してもらい、再び付着しづらくしてもらう治療法が「スケーリング&ルートプレーニング」で、歯磨きでは取り除けない歯石はもちろん、取り除けていない歯垢プラーク)を歯医者で除去することによって炎症が収まっていき、歯周ポケットの深さも浅くなりますので歯周病の進行を抑え、症状の改善が期待できるのです。

歯周病は、歯の表面に付着した汚れ(歯垢)をそのままにしておくと、感染によって歯肉に炎症が起こります

歯肉が赤く、ぷよぷよと腫れあがりって、ちょっと歯ブラシなどが触れるだけで出血します。これを歯周炎といいます。このまま放置していると、炎症が進み歯を支えている骨を破壊してぐらぐらしてきます。やがて、歯は抜けてしまいます。このような症状を歯周病と言います。

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歯周病の原因はなんなの?

お口の中には、たくさんの細菌がいます。お口の中の細菌は普段は悪さをしません。しかし、歯をきちんと磨かなかったり、砂糖を摂りすぎたりすると異常に繁殖して、ネバネバした物質を作り、これが歯の表面にくっつきます。これをプラーク歯垢)といいます。このプラークの中にある細菌によって、歯肉に炎症が起こり、やがては歯を支えている骨を溶かしてしまいます。これが歯周病です。プラークは放っておくと石灰化します。この状態を歯石といいます。また、歯ぎしり、くいしばり、甘い食べ物、喫煙も歯周病の要因といわれています。

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歯周病の治療の流れとしては、症状の進行を調べるために、歯周ポケットの深さを測り、歯槽骨のレントゲンをとり、骨の状態も確認します。 歯科衛生士による歯石除去やクリーニングだけでなく、患者様のブラッシングの指導から食生活の指導まで行います。ブラークコントロールといって、口内の細菌をコントロールし、定期的に口内の状態を見ながら治療をすすめていき、元の健全な口内に戻していきます。

 

歯周病は初期段階での症状がほとんどないので、、歯ぐきに出血があったり、歯がグラつくなどの症状があったときは、歯周病の可能性が高いので定期検査をうけましょう。早期発見、早期治療が何よりも大切です。

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治療に関してはまずは歯周病の進行を調べるために、歯周ポケットの深さを測ったり、歯槽骨のレントゲンをとり、骨の状態を確認します。 歯石除去やクリーニング、日頃のブラッシングの指導や食生活の指導を行ない、定期的に口内の状態を見ながら治療をすすめて、元の健全な口内に戻していきます。

審美歯科とは外見の美しさのみ追求する治療ではありません

歯を白く美しくする「ホワイトニング治療」はもちろん、部分的に歯並びを素早く整えたい場合や、前歯のすき間をなくしたり、欠けてしまった歯を美しく見せる治療を行うのが審美歯科です。 
歯科用ユニット
歯の隙間を埋めることで虫歯や歯周病になりにくくなって歯の寿命を延ばすことができるほか、銀歯などの金属製の詰め物によるアレルギーの改善や、笑顔に自信を持てるようになるなど、さまざまな効果が期待できます。

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セラミック治療

歯のすき間や一部の歯並びを矯正したり、昔詰めた銀歯を白くきれいにしたいといった場合に用いる治療法です。
歯の一部を削って、セラミックでできたクラウン(差し歯)をかぶせて美しく整えるだけの簡単な治療なので、忙しい方でもスピーディに美しい歯を手にいれることができます。 
患者さまの歯本来の色・ツヤ・形に合わせて作ることができるので、とても自然な仕上がりになります。
予算やセラミックの質、アレルギーの有無などの条件に合わせて数種類から選べるので、まずはお気軽にご相談ください。

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セラミックの利点

審美性通常使われるものは3年程度で変色する場合がありますが、セラミックは変色、着色がしにくい傾向があります。

耐久性セラミックは耐久性が強く壊れにくい特徴があります。

むし歯になりにくいセラミックにはむし歯の原因になるプラークがつきにくいと言われています。
結果的にお口の状態がむし歯になりにくくなります。

 

オールセラミック

オールセラミックとは、全てセラミック陶材で作成された歯を指します。自然な光を透過する優れた美しさを演出する理想的な材料です。金属を一切使用しないので金属アレルギーの方も安心して治療を受けることができます。従来のセラミックの差し歯は、金属を使用していたので歯肉の色が黒ずんでしまいましたが、オールセラミックを使用することで黒ずみのない歯肉になります。体に優しい材質なので違和感もなく、自然な白い輝く歯に変身が可能です。

 

セラミックインレー

審美歯科に使用されるセラミックインレーとは、虫歯治療などで虫歯による浸食部分を削った後に、セラミックを詰める治療法です。一般的には銀歯を詰めますが、自然歯に近い色調を持つセラミックを詰めることで、自然な外観を維持する事が可能です。又、陶質であるセラミックは金属アレルギーを起こす事が無く、安心して治療を受けられるメリットもあります。

1本にとどまらず口の中全体に広がっていきます

歯周病とは、歯周組織が歯垢プラーク)に含まれている歯周病菌(細菌)に感染し、歯ぐき(歯肉)が腫れたり、または出血などで疲弊し、最終的には歯が抜けてしまう恐ろしい病気です。日本人が歯を失う最も大きな原因であり、歯周病の初期では自覚症状がほとんどありません。実際には日本人の成人の約80%が歯周病(歯肉炎・歯周炎)に罹患しているという統計もあります。

 歯科 ユニット

歯垢プラーク)や歯石がたまると、ここをかっこうのすみかとして歯と歯肉の境や歯と歯の間、歯のくぼみなどに細菌が繁殖します。この細菌こそが歯周病を引き起こす原因となります。

 

歯垢

歯のくぼみ、溝についている細菌が歯垢です。歯の表面で育ったバイ菌が主成分です。
この細菌は、人間の口に入る食物をエサとして、増加する性質があります。そしてこの細菌が格好のすみかとしているところが、歯と歯肉の境、歯と歯の間や、歯のくぼみなどです。

 http://www.musublog.jp/blog/pinshi000/

歯垢から歯石へ

歯垢の中の細菌は、唾液の中のカルシウム成分と混ざり歯石(しせき)をつくります。目の非常にこまかい、小さな空洞のある軽石状のものが歯石です。歯石には栄養分が含まれているため細菌にとっては非常にありがたい「たまり場」でもあります。また、歯石は、古くなるにつれて、どんどん硬くなっていき、ブラッシングでは取れません。

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基本治療

この療法は、ほとんどの歯周病に対する基本的な治療法です。ポケットの深さを測定し、歯垢、歯石の除去を行います。

スケーリングは歯の表面や根の表面の歯垢歯石を取り除くことです。ルートプレーニングは根の表面がざらざらしたり、歯石で満たされていたり、毒素や微生物で汚染された表層をきれいにすることです。このことにより、歯周組織が改善され、ポケットの深さが浅く(2mm~3mm)維持されればメインテナンスに移行します。 

 

歯周外科治療

基本治療でポケットの深さが改善されず、ポケット内で細菌が生息し、ブラッシングでは除去できない状態や、歯周病の状態の進行が進んでしまった状態に対しては外科的にポケットの深さを減少させる手術があります。また特殊な材料を用いて部分的に失われた骨を再生させる手術を行うことも可能です。 手術を行いポケットが改善されればメインテナンスに移行します。