歯周病の症状にはどのようなものがありますか?

歯周病を引き起こす因子の一つが、虫歯と同じ歯垢であることはあまり知られていないようです。http://nanami01.ti-da.net/

食べた後に歯磨きをしないと、時間がたつと歯垢ができ、さらにブラッシングでこれを取りきれないと、やがて歯石に変化します。こうなると、もう歯ブラシでは取れません。歯石は固く、細菌が入り込みやすい構造になっていて、歯周病菌の温床となります。

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歯周病を悪化させてしまうと、やがて炎症はあごの骨にも悪影響を及ぼします。どんなによい入れ歯を入れたとしても、あごが痛くてきちんと噛めないなどということも実際に起こっています。こうなる前に、歯周病にならない、悪化させないことがとても重要なのです。

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歯周病で歯が抜けても、そのまま放置しておけばいい」こんなことを考えている方はいませんか?いいえ、決してそんなことはありません。最近では、糖尿病・早産・未熟児・心臓病・脳卒中・肺炎など、さまざまな病気との関係も指摘されはじめています。

 

歯肉炎

歯と歯ぐきの間にある溝にプラーク歯垢)がたまると、歯ぐきに炎症が起きます。炎症とプラークにより溝が大きくなり、歯周ポケットができます。この段階では、歯を支える歯槽骨は悪くなっていません。

 

軽度歯周炎

歯周炎が始まり、歯周ポケットは3~4mm程度になります。歯周ポケット内にプラークや歯石がたまると炎症がさらに広がり、歯ぐきの色は赤みを帯びてきます。また、歯を支える歯槽骨が溶け始めます。

 

中等度歯肉炎

炎症が進行し、歯周ポケットが4~6mm程度と深くなった状態です。歯槽骨の吸収もさらに進行し、歯を指で押すと動きが始まります。ここまで進行すると、歯ぐきの腫れや出血など自覚症状が現れます。

 

重度歯肉炎

定期的に歯ぐきが腫れて、痛みもひどくなる状態です。

 

PMTC

PMTCとは歯周病や虫歯予防のための歯科衛生士等のプロが行うクリーニングのことです。虫歯や歯周病などの再発を防いだり、悪くなる前の予防に非常に効果的があります。
日頃のブラッシングや歯石除去だけでは取りきれない汚れや細菌のバリア(バイオフィルムといいます)を専用の機械や研磨剤を使用して取り除くプロによるお口全体の清掃法です。 同時にタバコや茶渋などの葉の着色や汚れを取り、歯を磨き上げます。PMTCは痛くはなく、むしろ気持ちのいいものです。ぜひ虫歯や歯周病予防のために、とも歯科クリニックのPMTCを受診ください。