年齢を重ねると虫歯より歯周病の方が怖いのです

歯と歯茎のあいだの溝(歯周病ポケット)によごれ(プラーク)がたまると、歯茎に炎症がおこります。これを歯磨きをせずにそのままにしておくと、さらに炎症がすすみ、歯を支えている骨まで溶かしてしまうのです。それによって、虫歯でない歯でもだんだんゆれてきて、しまいには抜けてしまいます。これが歯周病です。年齢を重ねると虫歯より歯周病の方が怖いのです。

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第一段階 歯肉炎

歯周病の初期の段階におこる症状です。まず細菌が歯の表面や歯周ポケットに定着します。この細菌が原因で歯肉が炎症をおこします。そして「歯肉炎」になります。さらに、歯肉炎が進行して歯周組織が破壊されます。これが「歯周炎」です。

 

第二段階 軽度歯周炎から中度歯周炎

歯周炎になると、普段は密着している歯と歯肉の間に「歯周ポケット(歯周溝)」という溝ができます。歯周病の原因となる悪玉菌は光が届かなく空気が少ない暗闇を好む傾向があります。「歯周ポケット」は悪玉菌が好むような場所になっていて、その中に悪玉菌が溜まってゆきお互いに協力し合いながらプラークや歯石を形成します。それと同時に有害物質も放出します。

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第三段階 中度から重度の歯周炎

悪玉菌が「歯周ポケット」内で放出する有害物質が歯ぐきの炎症を引き起こします。そして槽骨を溶解し、口臭を発生させます。

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歯科医院で定期検診を受ける

歯科医院で定期検診を受けるメリットは2つあります。1つは口の中をクリーニングすることで、プラークだけでなくブラッシングでは対応できない歯石も除去できることです。
もう1つは、予防効果だけでなく実際に歯周病になった時も素早く対処できることです。

歯周病は自覚症状に乏しいため、虫歯に比べて気付きにくいのが難点です。自分が歯周病になってもそれに気付かず、気付いた時には重症化するというケースが多いのです。その点、定期検診を受けていれば初期段階の歯周病も発見できるため、進行する前に治療可能です。

 

糖尿病に注意する

糖尿病になると歯周病になるリスクが格段に増すため、糖尿病を防ぐことも歯周病予防になります。糖尿病は生活習慣病であるため、日常生活を改善するのが何よりの予防方法になります。具体的に、糖尿病を引き起こすきっかけになるのはストレスや肥満、運動不足や暴飲暴食です。つまり、これらに注意したライフスタイルを確立することで糖尿病を予防できるのです。ちなみに暴飲暴食についてですが、これは単に普通に食事を摂れば解決するわけではなく、栄養バランスを考えた食事を心掛けることが大切です。