人類史上最も感染者の多い感染症

歯周病とは、歯周組織が歯垢プラーク)などに含まれている細菌(歯周病菌)に感染し、歯肉がはれたり、出血したり、最終的には歯が抜けてしまう感染症です。人類史上最も感染者の多い感染症とも言われています。 

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歯周病は、歯を失う原因ともなる感染症ですが、適切な検査・治療・メインテナンスによってご自身の歯を歯周病菌の感染から守ることが出来ます。 治療後の日常の自己管理もとても大切です。

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たばこを吸うと歯周病の関係

たばこの煙やニコチンは、血管を収縮させてしまうため歯ぐきの酸欠や栄養不足をひきおこし、免疫力を低下させてしまいます。その結果、歯周病にかかりやすくなるとともに、歯ぐきを修復してくれる細胞の働きまで抑えてしまうので、歯周病治療後の回復力も低下してしまいます。つまり歯周病の危険因子で非常に重要なのが喫煙なのです。この機会にぜひ禁煙・節煙をおすすめします。

 

歯周病の検査

精密検査
歯周ポケット測定、歯の動揺度の検査を専用の歯科器具を使って行います。この検査によって歯周病の進行度が分かります。 

 超音波スケーラー

プラーク歯垢)付着検査
染め出し液を使い、プラークが多く 溜まっているところを確認します。赤く濃く染まっている箇所はプラー クが多く溜まっているところです。染め出し検査は、日常のブラッシングの改善にも役立ちます。 

 

ブラッシングチェック
効果的なブラッシング方法を実施していただくために、まずは患者様の今までのブラッシングの仕方をチェックします。

 

予防について

歯周病の主な原因はプラークですので、プラークを確実に取り除くこと(プラークコントロール)が大切です。プラークコントロールの基本は毎日の歯みがきです。まずは自分に合ったプラークコントロールを歯科医院で教わりましょう。また歯周病には生活習慣が関係しています。栄養バランスのとれた規則正しい食生活を心がけるとともに、体の免疫力を低下させないために禁煙やストレス解消も効果的です。3カ月~半年に1度は歯科医院で定期健診を受けて、歯周病を予防しましょう!