歯周病は全身疾患とも関連するとてもこわい病気です

歯周病の多くは、原因であるプラークや歯石を日頃の歯磨きや、定期的な歯科検診などを受けることにより除去することで予防することができます。歯肉は体の中でも非常に敏感な組織です。またお口の中は全身の中でも微生物、細菌などが最も多く存在している場所でもあります。そしてあらゆる全身疾患と歯周病の関連性が近年の研究により指摘され始めています。歯周病との関連を挙げられているものには呼吸器系疾患、心疾患、糖尿病や不妊、早産などがありますが、なかでも糖尿病との関連は深く糖尿病は歯周病を悪化させる大きな原因のひとつでもあるのです。 歯科 オートクレーブ

 

重症の歯周病になり、口の中に歯周病を引き起こしている細菌が多くなると、血液や呼吸器内に入り込み、心筋梗塞動脈硬化症・肺炎・不妊症・早産などを引き起こしやすくします。歯周病を予防するには歯の表面や歯と歯の間、歯と歯肉の境など、かなり行き届いた歯磨きが必要です。本人は充分磨けていると思っていても、実際には歯ブラシだけでは不充分な事がよくあります。 マイクロモーター

 

そのために、歯科医師や歯科衛生士による各個人に合った歯ブラシと補助的な清掃用具(フロス・歯間ブラシ等)による歯磨き指導を受ける事をお奨めします。また妊娠中の妊婦には妊娠性歯肉炎という特徴的な疾患があり、これが上述した早産につながっている可能性があります。専門的な歯周治療が行える歯科医院での検診や治療をお勧め致します。